少しづつでも変化を

毎日少しづつでいいから

学校に行くことに前向きになってくれたらなと思う。

日常に少しづつ変化を起こして行かないといけないんだろう。

さすがに半年もゲームをやりたい放題だと飽きて来たらしい＾＾；

変わり映えのしない毎日に刺激が欲しいのは間違いないようだ・・・

でも学校へは行けない。

まぁ、そううまくは行かない。

夜、毎日暇だから何か面白い事ない？って

う～ん、なんて答えていいやら。

う～ん。

冬休みが近付いてきてる・・・

間もなく冬休み。

ついに夏休み明けから1日も登校する事なく冬休みを迎えてしまうのか・・・

不登校が始まってから、半年が過ぎようとしている。

正直こんなに長く不登校が続くとは思っていなかった。

1ｹ月位したら行ってくれるかな？

夏休み明けからはいけるかな？

流石に冬休み前には行けるよな！？

時間だけは誰にでも平等かも知れないが、

うちだけは少し遅めに過ぎてもらってもいいよって思う。

ついつい先の事が心配になる。

高校は？

大学は？

就職は？

このまま引きこもってしまったら・・・。

不登校から抜け出したってネットニュースが時々上がりますね。

目にしたら真っ先に読んでる。

何かヒントがあればとか思う。

逃げるのは恥ずかしい事じゃない。

みたいなのも見るけど・・・

うちの子は違うな。

出来れば今の学校に行きたいのにどうしても行けない。

理由は分からない、本当はあるのかもしれないけど、

本人もなんで行けないのか分からないって。

う～ん。

勉強はしたくない・・・

週一の夕方から登校にも慣れてきた頃、

せっかくだからプリント学習でもしてみたらどうか？

と先生から提案を受けた、本人も了承して、来週来たら、

1時間位のプリント学習をしてみようって事になった。

うちの子の場合、不登校になってからまったく家で勉強をしていない。

学力については、正直心配をしていたのは間違いない。

本人もやってみると言うのでほっと安心したが・・・

プリント学習をするって言うか勉強をするのがプレッシャーになったのか

次の週の夜からの登校が行けなかった。

その翌週にプリントはしない様にするからって話したら

行けた＾＾；

この事は不登校から半年が過ぎてたので、

自分自身学力の低下に対して相当不安があったんだと思う。

勉強が出来ない自分を受け入れられないのかな。

また一つ学校に行きたくない理由が増えてしまった様な感じがする。

う～ん。

ちょっとの進歩。

季節は夏から秋に変わろうとしている。

相変わらず我が子は不登校が続いてる。

担任の先生から最低でも週1回は電話が来て、

その電話にはしっかし出て話もしている様だ。

今日電話があったよ～とか教えてくれないけど＾＾；

先生との話の中で、生徒が全員帰ってから学校に来てみてはどうかと、

提案をしてみたと連絡を貰った。

感触は悪くなかったとの事だったので、さっそく話をしてみた。

本人も行ってみると！

ただ月曜日は無理だと言うので、週の後半木曜日に行ってみる事にした。

いざ当日、仕事を終わらせて急いで帰宅。

制服でも着せてと思ったが拒否られた・・・

まぁ、いい。私服で向かう。

学校は職員室以外の明かりが消えていて、生徒は残っていないようだ。

先生に生徒昇降口に迎えに来てもらう。

「ひさしぶり～！」

「背が伸びたんじゃない？」

と普通に会話してくれるのは凄くありがたい。

うちの子も恥ずかしそうにしつつ、会話をしていた＾＾。

数ヵ月ぶりの教室。

時々プリント等は俺が取りに行っていたが、

机には大量のプリントが入っていた＾＾；

教室の壁に、夏休みの目標とか美術で書いた作品が貼ってあった。

当然我が子のは無い、少し悲しくなったが、教室に来れただけでも進歩だ。

1時間ほど先生と話をした。

夕方でもいいから定期的に学校に来るようにしようと約束をしてきた。

これは今も続いている。

先生の都合もあるが、週1回は夕方から登校。

残念ながら出席にはならないが・・・

当初は毎週木曜日にしようと決めてみたが、

これは逆効果だった、曜日を決めてしまうと

夕方からとは言え

「明日は学校に行かなくちゃいけない・・・」

って強迫観念の様に感じて、

当日朝から寝込んでしまう様な事が起きてしまった。

それからは、前日の子供の様子、朝の子供の様子を見て、

午後から子供に連絡して、「今日学校行ってみる？」と

軽い感じに聞いて、行けそうな雰囲気の時に行くようにした。

先生にはかなりの負担を掛けてしまったと思うが、

これはかなり良かったと思う。

それでも最初のうちはドタキャンになってしまう事も

あったが、夕方から学校に行くことに抵抗は無くなって来た。

担任の先生以外の先生とも普通に話せるし、

学校に生徒がいなければ学校に行ける・・・

う～ん

田舎故に・・・

祖父母と同居。

いい面も沢山あるよ。

本当にうそじゃない、助かる場面も一杯あった。

しかし、子供が不登校になるともはやどうなのか・・・。

不登校になっても最初のうちは応援してくれてたけど、

今は周りの目が気になって気になってしようが無いようだ・・・。

田舎は特にそうかもしれない。

ずっと住んでいる土地で、そこそこのポジションにいる。

子供が結婚して、孫もでき祖父母からすれば順風満帆だったわけだ。

周りには俺と同年代でも結婚せずにいる人が居たり、離婚して

出戻りの人が居たり、今や珍しくも無いが、そんな中で

うちは順調ですよと、なんならアピールしていたわけだ。

それが、近所から〇〇君は学校行ってないんだって？

なんて言われ始めたもんだから、もう我が家に傷がついたとでも

思ったようだ・・・。

なんだもいいから学校に行かせろ。

ゲームばっかりやって情けない。

ご近所に噂されると・・・

もはや老害でしかない。

何もしなくても日々が過ぎていく。

夏休みが明けてからも、学校には行けない日々が続いている。

何かちょっとでも前進して欲しいと思いつつも

何をどうしたらいいか分からない。

本人もそうなんだろう・・・。

クラスのみんなとはLINEで連絡を取ったりしている様だ、

学校で何があったとか、明日は何があるとかは知っている＾＾；

なんで学校に行けないのかなって本人が口にしてた。

でも、カウンセリングとかそういう外部の手は借りたくないらしく、

本人のもどかしさをどうにかしてあげたいが、手だてが思いつかない。

月曜日は朝起きれず、昼前に起きてご飯を食べて、

午後からはゲームをしたりTVを見たりしている様だ。

火曜日も月曜日同様、週の初めは気持ちが滅入っている感じがする。

水曜日も朝は起きれないが、気持ちはちょっとは上昇傾向。

木曜日金曜日は時々だけど朝も起きれたりする。

朝早く起きすぎたから何をしていいか分からないとか言ってる。

学校いけ（笑）

土日は不登校児とは思えない位、普通に過ごしてる。

平日は学校に行かなくちゃ！って気持ちが少しはあるんだろうな。

でもその気持ちに自分の中の何かが対応できない・・・。

う～ん。

いままで無関心だった事に気づく。

不登校児の存在を気にしている様で気にしていなかったんだなって思う。

我が子が不登校になるまで、ニュースとか学校からの手紙で

不登校児の事が伝えられたり、書かれてたりしてたけど、

さらっと流してた。

関心があるふりをして無関心だった。

まず、ほとんどの親はそうだろうけど、

我が子が不登校になるだろうなんて思っていない。

不登校にならない為にはどうしたらいいか？とかそんな事を

気にしつつも、本気でその事を学んでおこうなんて親は少ないと思う。

事が起こってしまってから、情報収集を始めて、色んな所に助力を求めて、

先生とも連絡を密にしたり、やっと動き出すから、後手だよね・・・。

我が子が不登校になって間もなく1年になる。

今の知識をもって1年前に戻れたらもっと違った言葉を

掛けてあげられたんじゃないかと後悔する事もしばしば。